2010 J1 第2節 神戸vs広島

ひとりごと。

スタメンは前節と同じ。
良い結果の後は布陣はいじりたくない気持ちは分かる。
控えメンバー、小川に代わり永井が入った。
大気の片鱗が見られるのか。

広島の攻撃は、佐藤寿人がワントップで前線を目まぐるしく動き回り
中盤からのロングボールで神戸のDF裏をガンガン突いてくる。
北本と河本が体を張って跳ね返し続けるが、こぼれ球を簡単に拾われて
結局フィニッシュまで持ち込まれるので、相手のペース・リズムで試合は進む。
それにしてもストヤノフのロングボールは正確だった。

前半21分
右サイドにボールが流れると、2人がかりで奪いに掛かるが
あっさり転ばしてファールを取られFKを献上。
ハッキリ言って、これぞ「いらない」ファールだった。
結局、このFKからヘッドで叩き込まれて失点。
なんてあっさり失点するんだと思ったら、監督コメントに仰天した。
マークの人数が足りないって、それはどうなんだろうか。
オーガナイズの問題って事だから、修正して今後は同じミスを繰り返さないで欲しい。

神戸の攻撃陣は、再三左サイドをポポが進軍するものの
左足クロスの精度が悪い＆中に飛び込む枚数が絶対的に少ない、小さい。
ゴール前での迫力に欠けた。これでは得点の予感すらしない。
松岡は攻守に貢献はしていたが、ミスパスが多いのが困る。
特に安易な横パスをかっさわれるケース、試合中に最低３回はやらかす感じ。
運動量はあるしボール運びも無難なので、あれが無くなってくれれば
さらに安定感は増すのだろうなぁ。

後半から大久保投入。
小林に代わり茂木がサイドバックへ。

これでトップにボールが収まるようになる。
数人に囲まれてもなかなかボールを奪われないという大久保の持ち味が
徐々に神戸の攻撃にリズムをもたらす。

ところが後半８分、ロングボールから大きくサイドへ展開されて
簡単にクロスを上げられると中央でフリーでシュートを打たれ失点。
何故かフリーだった高荻。まぁ上手なシュートでしたけども、それにしてもフリー。
神戸のやりたいカウンターをあっさりやられてしまった。

とにかく１点が欲しい神戸。
疲れの見えてきたポポを下げて、怪我明けのボッティを投入。
吉田がトップに入った。
６９分、大久保PKで１点返す。コロコロＰＫ、いつの間に会得したんだ。

残り１０分で期待の永井を投入。しかし直後に鼻血ブー。５分ぐらい治療でアウトする。
その後かなり押せ押せムードになり、こりゃ同点も見えてきたなってところで
ボッティ２枚目のイエローカードでサヨウナラ。ひどい。なんてこったい。
エジミウソンが中盤で奮闘し駆けずり回るが、やはりこれではしんどい。
ボッティを恨んで欲しいと思う。

結局このまま、１−２で敗戦。
点差以上に何かもやもやとした感じが残る負けとなった。
勝てない事はないんだろうけど、何かピースが足りないとかそういう感じ。
ボッティの事じゃなくて。

新戦力の上積み部分がまだ見れてないだけに、期待感だけは高まるが
現有戦力でこの結果というところで不安感も漂う。
次節の清水戦、昨年まで苦手にしていたアウェー戦でどれだけやってくれるのか。
期待と不安が尽きない（こればっか）

観衆は開幕戦の半分、１万人に届かず。
それでもホームズの雰囲気は良かったと思った。

蛇足　　　横浜ＦＭ戦は、俊輔効果で客沢山入るんだろうな。