兵庫県社会人リーグ


この日は姫路獨協大学へ。
2試合の副審を担当した。

第1試合はA1だったため、西日が非常に眩しく苦労した。
オフサイドの見落としが1回あった。

原因としてはオフサイドポジションにいた選手を間接視野に入れつつ
キッカーを見るように工夫したのだが、一瞬目を切ってしまった。
その為、オフサイドライン上の選手の位置がディフェンスの選手にかぶってしまい、オンサイドの選手がいた位置を
オフサイドポジションと勘違いしてしまった。

最終ラインをしっかりとキープしつつキッカーを見るようにしなければいけなかったが
完全に首を振ってキッカーを見た瞬間にディフェンス・オフェンス双方の選手が移動し
完全に自分の位置から見えなくなってしまった。

ほんの一瞬の判断ミスが判定に狂いを生じてしまった。
明らかなミスジャッジではあったが、気持ちを切り替えてその後の判定には
落ち着いて対応することが出来た。

こういったケースで、やはり異議や抗議が出るのは当然。
自分の中でしっかりと整理して切り替えることの重要性も学んだ。
ミスをしないことは当たり前、しかし試合は続いているのだから
その後をどうするかも勿論大事だった。


試合後に監督さんとも話をして、自分なりに整理した。
自分が逆の立場でも当然文句を言いたくなる、そんなシーンだった。
チーム関係者には大変申し訳なかったが、自分にとっては貴重な経験となった。

信頼を取り戻すためにも、いずれまたこのカードの試合に割り当てて頂きたい....



第2試合は完全に暗闇の中でのナイター。
気持ちを切り替え、リセットして臨んだ。

それにしても暗かった、選手も最初は戸惑っていたが
徐々に目が慣れていったのか、いつしか気にならなくなっていた。
それでも逆サイドからのロングボールが照明と被って、幾度か見辛かった。


主審も見えづらそうにする場面があったため、ファウルサポートを積極的に行った。
フラッグアップ時に頭上で持ち替える癖があるようで、アセッサーから指摘された。
ファウルがあった瞬間に直ぐに上げようとする為にそうなってしまうのだろう。
今後はオフサイドにしてもファウルやスローインに関しても一呼吸置くようにしてみる。



試合が続いてくると、集中力の維持に不安要素がある。
これから夏場の試合が続くので、改めて準備をしっかりとして臨みたい。