富士登山1日目


無事に駐車場所を確保し、いそいそと装備を整える。
駐車場から登山口まではすぐそこ。まだ足取りは軽快だ。

須走口前の山荘「菊屋

金剛杖を薦められるが固辞。
なんせ邪魔だから。


先を急ぐ。
下山者とすれ違うが、皆一様に疲弊した顔をしている。


毒キノコ注意か、気をつけよう。マリオか俺は。


ザックリと登山道の説明書きがあるが、どれだけ辛いのかは書かれていない。


@iroots氏もまだまだ元気だ。



厳かな佇まいを見せる御御嶽神社だ。
なんという神秘的な雰囲気。これより登山道スタート。時刻は10:15



鬱蒼とした森の中を進む。
この時点ではまだ登山というよりハイキング。



森の中を抜けるとガスが立ち込める。
六合目はまだまだ先のようだ。



すると六合目まで200mという看板が。
そうは言っても角度のある200mなんでねぇ。



ようやく六合目に到着。時刻は11:10、スタートからおよそ1時間ほど。



六合目にある長田山荘
このあたりから、ペースの遅い@iroots氏とは別行動になる。
汗をかいたのでタオルで拭ってすぐにスタートする。


次の本六合目は意外と早く見えてくる。



本六合目に到着。時刻は11:45、新六合目からはわずか30分だ。
この時点では全く心拍数には変化なし。ローペースで登っているからだろうか。


なぜか営業していない瀬戸館。
なかに店主はいるようなのだが、カーテンを閉めて相手にしてくれない。謎だ。営業時間外か?


七合目を目指して出発。
徐々に晴れ間も見えてきて気分が良い。



晴れたり曇ったりを繰り返し、たまに山裾に沿って青空が広がる。



七合目まで200m看板を発見。
このあたりから徐々に心拍数が上がってくる。登るペースに気をつけた方が良さそうだ。



七合目「大陽館」に到着。時刻は12:35、出発から2時間ほど。
まぁまぁのペースだろう。ここで長めの休憩を取ることにした。


天空に浮いているような錯覚にとらわれる。
風が少々強いため、肌寒さを感じるようになってきた。
暫くして、ようやく@iroots氏と久しぶりに合流した。


比較的元気な私@ebimayonと
IMG_5568

かなりキテる@iroots氏。


基礎体力の差がここまで顕著に現れるとは。
恐るべし高地。


そうは言っても本日の目的地、本七合目はもうすぐ。
頑張っていこう、オー。ってこの時点でまた私一人になっているんだが。



下を見ても@iroots氏の姿は見えず。
仕方ないな、とっとと目的地に行くとするか。


本日の目的地、本七合目に到着。
ここ、見晴館に宿泊します。 時刻は14:20、ちょっと早めの到着と相成りました。



標高3200mで気温は12℃。
風も強いので結構寒い。山ナメたらアカン。


宿にチェックインし、ダラダラと過ごしていると
徐々に他の登山客が入ってくる。あっという間に部屋は一杯になってしまった。


睡眠場所はこんな感じ。枕の間隔を見ればお分かり頂けるだろう。何しろ狭い。
袖すり合うも他生の縁、んなこと言ってられないぐらい接近しますよ。
そりゃ隣に美人のおねーさんが来てくれれば天国ですが、大丈夫、絶対にそんな事はありません。


で、夕食。定番のカレーですね。美味しかったですよ。
量が少ないけどね。お代わり自由だったらなぁ。(食べ掛け画像で申し訳ない)


で、する事もないのでとっとと就寝。
確か17:30ぐらいだったと記憶している。

断続的にチェックインしてくるので、それなりに騒がしくてなかなか寝付けない。
それでも寝れる猛者たちによるイビキの大合唱まで始まる始末。
さらに追い打ちをかけるように、山ガールを自称する女性達の騒がしい声が響き渡る。
山小屋での過ごし方というものをリサーチしていないのだなきっと。
耳栓なり、イヤホンで音楽聴きながら寝るなりの対処が必要だ。




寝たり起きたりを繰り返しながら、夜は更けていくのだった。。。。


二日目に続く。